むらのできごと

むらのできごと

2015.10.09

今月のオススメ図書(2015年10月)

「やられたら、やりかえす。倍返しだ!」でおなじみの「半沢直樹」や、

「花咲舞が黙ってない」などの人気ドラマ原作を次々と世に送り出してきた池井戸潤さん。

2011年には直木賞を受賞されるなど、今注目の作家さんです。

今月は、池井戸潤さんのメディア化された作品の中から、8冊をご紹介します。

 

「下町ロケット」 池井戸潤著

 研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。

 そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。

 圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。

 創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、

 佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。

 特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた-ー。

 

「オレたちバブル入行組」 池井戸潤著

 大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。

 支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。

 すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。

 四面楚歌の半沢には債権回収しかない。

 ドラマで人気沸騰の「半沢直樹」、元祖「倍返し」シリーズ第1弾!

 

「民王」 池井戸潤著

 「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」

 漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、

 巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。

 総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?

 一気読み間違いなしの政治エンタメ!

 

「ルーズヴェルト・ゲーム」 池井戸潤

 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。

 リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声があがる。

 かつての名門チームも、いまやエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが--

 社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む奇跡の大逆転とは。

 

「株価暴落」 池井戸潤著

 巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、

 一風堂の巨大支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。

 一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、

 一風堂の強引な出店で自殺に追い込まれていた。傑作金融エンターテインメント。

 

「ようこそ、わが家へ」 池井戸潤著

 真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。

 すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。

 花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。

 さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器が見つかった。

 執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。

 

「かばん屋の相続」 池井戸潤著

 池上信用金庫に勤める小倉太郎。その取引先「松田かばん」の社長が急逝した。

 残された2人の兄弟。会社を手伝っていた次男に生前「相続を放棄しろ」と語り、

 遺言には会社の株全てを大手銀行に勤めていた長男に譲ると書かれていた。

 乗り込んできた長男と対峙する小倉太郎。父の想いはどこに?

 表題作ほか5編収録。

 

「七つの会議」 池井戸潤著

 トップセールスマンだったエリート課長・坂戸をパワハラで社内委員会に訴えたのは、

 年上の万年係長・八角だった-。いったい坂戸と八角の間に何があったのか?

 パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。

 急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年2番手に甘んじてきた男、原島であった。

 どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。

 だが、そこには誰も知らない秘密があった。

 

 

教育委員会図書は、村民どなたでも借りることができます。

役場1階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで

365日役場開庁時間であればいつでも借りられます。

この機会に一度足を運んでみてください。

 

 投稿者:教育委員会

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