むらのできごと

むらのできごと

2024.04.17

村長通信NO187 最近の出来事

村長の馬場です。

気温の上昇と共に役場周辺の雪もかなり少なくなりました。農家さんもビニールハウス内で定植が始まっているようです。このまま暖かい日が続けば春一番のアスパラの収穫も近いかもしれません。

さて、昨日の北海道新聞朝刊の後志版に村バスの話題が掲載されました。内容は既にお知らせしていた「ふるさとチョイスアワード2023 未来につながるまちづくり部門」で大賞を頂いたという記事です。後志地方版なので北海道新聞さんに感謝を込めて、ここにアップさせて頂きます。

続いては、昨日小樽市内で開催された北海道開発局小樽開発建設部主催の「共に後志地域の未来を創る」と題したシンポジュウムにどさんこ農産センター二川英司取締役やパネラーとして登壇した話題です。

官民の垣根を超えた共創による地域づくりがテーマということで、どさんこ農産センターにおける取組や新たな取り組みのスタートアップや出荷輸送の2024問題への対応における行政との連携などについて意見発表をしてくれていました。

村でも民間と連携した事業を各種進めており、共創という意味では農業分野における連携も重要な分野であると考えています。今後も若手農業経営者の思いも参考に農業振興策を進めたいと考えています。

2024.04.08

村長通信NO186 只今外気温17.5℃

村長の馬場です。

今日は小学校の入学式でした。今年は都小学校への新入生がゼロのため、赤井川小学校単独の入学式でした。式の様子については後程広報係の方で記事をアップするとおもいますが、今年の新入生は1名です。多分一人なので相当緊張していたと思いますが、立派に返事が出来る可愛い1年生でした。

先週末あたりから気温が上がり、風もそれなりに吹いているので雪解けが急ピッチで進んでいます。タイトルにも書きましたが現在気温は17.5℃です。今日は本当にポカポカ日和です。

さて、天気のお話の続きになりますが、赤井川村にはフルバージョンで計測できる気象庁のアメダスが設置されていないため、数年前からフルバージョンのアメダスの設置を要望していましたが、予算の都合と設置エリア基準、そしてデジタルアメダスの開発が進められていた関係から設置される事はありませんでした。

しかし、この度北海道において先行してデジタルアメダスの運用が開始されることになり、先日お披露目会に参加してきました。日曜日の北海道新聞朝刊一面トップにも記事が掲載されていたのでご覧頂いた方も多いと思います。1kmメッシュでの気象データの活用が可能となっており、リアルタイムや予報も活用できるようになっています。

村でも実は昨年秋の試験段階で一部活用させて頂いていたのですが、現地計測と遜色ないデータが表示されていますので、相当高い確率で活用できそうです。農業や漁業をはじめ多くの業種で活用ができると思います。

今後も改良を進めレベルアップを図るということなので期待したいと思います。

スマホ専用となっているのでiPhoneはApple Store、AndroidはGoogle Playから無料ダウンロードができますので、村民のみなさんも是非活用してみてください。(デジタルアメダスと打ち込んでください)

おまけの話題ですが、我が家の庭のクロッカスがこの陽気で満開になりました。この花を見ると毎年春の訪れを実感します。

2024.04.01

村長通信NO185 令和6年度がスタート

村長の馬場です。

4月1日が月曜日となり、切りの良いスタートなった令和6年度です。ただ、2月の天候にすっかり騙された感があり、あの時は3月末には昨年と同様に融雪が進むと思い込んでいましたが、本日でもアメダスでは84cmの積雪があります。この分だとキロロスキー場は5月連休までは十分スキーが楽しめますが、農作業は今月下旬から作業が集中し農家さんは忙しくなりそうです。是非今年の出来秋は満足できるシーズンになってもらいたいものです。

この時期は関係機関も異動の季節のため3月下旬には、多くの方が異動や退職の挨拶にお立ち寄り下さいました。異動等するみなさんは、赤井川村の取り組みを陰になりひなたになり応援してくれていた皆さんです。お別れするのは名残惜しいですが、異動先などでもご活躍されることを心より願っています。

さて、赤井川村も人事異動や新人職員の採用、各課の職務分担の見直しなどがあり、朝一番に辞令交付と訓示をさせて頂きました。

人事異動で言えば村政の要となる課長が3名異動となり総務課・保健福祉課・産業課の顔が新しくなりました。新しい役場機構の一覧については後日ホームページや区会回覧でお知らせしますので、村民のみなさんはご確認頂ければと思います。

訓示は、例年ですと役場職員として仕事や住民に向かう姿勢や重点プロジェクトについて話をしてきましたが、今回は私の信条としてるものの中から3点について短くお話させて頂きました。

①自分に正直になる。②向上心を持ち挑戦する。③犬も食わないようなプライドは持たない。

内容は省略しますが、こういった考えを頭に置き、10年後の赤井川村をイメージしながら仕事をしているというお話をさせて頂きました。

令和6年度も村民のみなさんが安心して安全に暮らせる村づくりに職員と共に取り組みますので、引き続きご理解とご協力を宜しくお願いします。

2024.03.11

村長通信NO184 定例議会終了

村長の馬場です。

二月に春の陽気でこのまま雪融けが進むのかと思ったら、気温も下がりチョコチョコ降雪もありで、意外と融雪スピードが鈍化していましたが、今週から一気に雪融けも進む予報となっており、いよいよ春に向けて気候が動き出してくれそうです。

先週の金曜日に令和6年三月定例議会が終了し、何点か宿題は頂きましたが令和6年度に計画している施策の予算は全て可決して頂きました。課題は山積しておりますが、一歩一歩丁寧に村政を進め、持続可能な村づくりを実現したいと思います。村政執行方針については後日村の広報に掲載しますし、村のホームページにある「村長のあしあと→村長の部屋」にもアップしますのでご一読頂ければ幸いです。

また、本日役場職員の4月1日付け人事異動の内示を行いました。異動対象となった職員については4月からは新たな気持ちで職務を遂行して頂きたいと思っています。

続いてクロスカントリースキーの話題ですが、全国レベルの大会としては今シーズ最後となるジュニアオリンピックカップ2024全日本ジュニアスキー選手権大会兼全日本小・中学生選抜スキー大会が先週名寄市で開催され、赤井川村から小学6年女子2名と中学男女各1名が選抜され出場しました。

この大会の小学女子2.5kmクラシカル部門で小林ゆめさんが3位銅メダルを獲得し、表彰台に立ちました。おめでとうございます。残念ながら他の選手は表彰台には届かなかったものの、日頃の練習成果を発揮し素晴らしい滑りをしていたと報告がありました。

※右が小林ゆめさん

この大会でクロカンスキーを卒業する小学生や高校で続ける中学生もいると聞いていますが、今シーズンを締めくくる良い機会に恵まれた選手の皆さんの健闘を称えたいと思います。

※赤中3年小林はるま君は高校でも競技を続けるとのことです。頑張れ!

2024.02.22

村長通信NO183 金メダル・銀メダル

村長の馬場です。

気温は低いですが、今日も穏やかな天気の赤井川村です。本当に雪解けが早いです。我が家の玄関先は例年からすると一か月程早く全ての雪が無くなりました。道路だけ見ればすっかり春です。このままいっきに雪解けが進むとは思われないのですが、過去の経験値がだんだん当てにならなくなっている気がします。

さて、昨日赤井川小学校と中学校を卒業し、札幌日大高校へ進学してノルディック複合(コンバインド)競技を続けている池田葉月さんが、2月5~11日までスロベニアで開催されていた、2024FISノルディックスキージュニア世界選手権で複合混合団体で銀メダル、複合団体女子スプリントで金メダルを獲得する活躍をして、20日に帰国したばかりなのにその報告のため村長室を訪ねてくれました。

池田さんは、小学生からクロスカントリースキーとジャンプを組み合わせたコンバインド種目に挑戦してきたアスリートで、高校入学から頭角を現し高校三年生の今シーズン遂に世界の舞台でメダルを手にしました。

本人としては、個人種目でも一桁の成績は出していますが、表彰台には届いていないので、個人戦での表彰台を目指し、トレーニングを積んで世界で活躍できる選手を目指したいと力強く抱負を語ってくれました。

春からは早稲田大学に進学しトップアスリートを目指す池田さんは、赤井川の子供達にとっては良き先輩であり、励みになる存在です。

これからも彼女の活躍を期待し応援したいと思います。

はーちゃん頑張れ~。

2024.02.20

村長通信NO182 共同声明

村長の馬場です。

春が近いのは嬉しいことですが、2月の中旬にここまで雪解けが進むと季節を感じる感覚が何か変な感じがしています。今日はこれから気温が下がり冬に逆戻りとの天気予報も出ています。こんなにころころと気象が変わると衣服と体調の管理が難しく、体調を崩される方も多いと思いますので体調管理には十分気を付けて頂きたいと思います。

三月定例議会の前となる2月16日金曜日に村議会協議会を開催していただき、令和6年度の主な取り組みの考え方について議員のみなさんに説明させて頂きました。本格的な議論は議会の席上となりますので本番も丁寧な説明を心掛けたいと思います。

また、昨日は公益財団法人北海道市町村振興協会(宝くじ事業などの事務局)にお邪魔して、情報交換をさせて頂き、村の新規事業への協力をお願いしてきました。村財政の安定化を図りながら生活環境や村内経済の活性化を目指す事業を進めるためには、多方面のみなさんに協力を頂かなければなかなか実現できないのが本音です。今回はそういった意味からもとても有意義な情報交換でした。

さて、話題は変わりますが、今日午前中に後志風力発電問題連絡会の赤井川村・風力発電を考える会の三名の方が村長室を訪問してくださり、連絡4団体として「自然破壊をともなう大規模風力発電に反対します」という共同声明を出したということで、その趣旨について説明してくれました。

現在赤井川村の行政区域国有林内を計画地とする二つの風力発電事業が計画されており、赤井川の考える会のみなさんは、村の自然や生活環境に与える影響を懸念して活動しており、私としても今後も情報交換させて頂きたいと思っています。

再生可能エネルギーの活用はゼロカーボン宣言をしている赤井川村にとっても目標のひとつでありますが、村民が安全に安心して生活できる環境を維持してゆくこともとても大事なことだと思っています。

現在二つの事業計画ついては環境アセスの手続きの準備又は初期段階という状況でもあり、私としては私なりの疑問も事業者に確認しながら勉強させて頂き、議会のご意見も踏まえ、事業に対する賛否の意思をいずれかの段階で示さなければならないと考えています。

2024.02.13

村長通信NO182 シーニックナイト

村長の馬場です。

今日は朝から気温が上がり、足元がかなり悪くなっていますね。村道の幹線を中心に今日から排雪を行っているので、道幅は広くなっていますが、これから夜になると気温も下がると思います。特にドライバーのみなさんは、ブラックアイスバーンにはくれぐれも注意して運転はご安全にお願いします。

さて、この三連休の初日となる2月10日土曜日にシーニックナイト2024という雪灯りイベントが開催されました。毎年恒例となっているイベントで、村民や村内事業者の方が地先で雪ランタン等を灯し、ロウソクの灯りで雪国の夜を楽しむものです。近年メイン会場となっているのは、都地区中心部の助っ人さんの敷地周辺となっていて、当日は花火の打ち上げもあり、多くの方がメイン会場を訪れていました。

私は花火の打ち上げ時間を間違えてしまい、ライブで見ることは出来なかったのですが、SNSに投稿していた方の動画で楽しませて頂きました。花火は見られませんでしたが、会場で振舞われていた豚汁やかぼちゃコロッケなどはしっかり美味しく食べさせてもらってきました。

役場の前にも職員たちが作成した雪ランタンや滑り台などの雪像もあり、子供たちが楽しんでいる姿も見られました。

イベントを企画頂いた実行委員会やランタンづくりに参加してくれたみなさん、素敵な時間をありがとうございました。

2024.02.07

村長通信NO181 高橋くん受賞おめでとう

村長の馬場です。

今朝起きて朝刊を読んでいると北海道新聞後志版に嬉しい記事が載っていました。赤井川中学校を卒業し、社会人としての研鑽を積み、現在はDCM余市店に勤務している高橋 寿くんが北海道善行賞を受賞したという記事です。地元出身者が表彰されるのはとても嬉しいことです。高橋くんを知る多くの人がこの新聞記事を読んで喜んでいると思います。高橋くんおめでとう。叔父さんは嬉しいよ。

※この写真は北海道新聞後志版の記事から転写させて頂きました。

話は変わりますが、2月10日土曜日に開催されるシーニックナイトに向けて、役場職員有志が昨日から勤務終了後、雪像と滑り台やロウソク台を作っています。当日は午後五時頃から点灯すると思いますので、メイン会場の都地区同様役場前の力作も見に寄ってください。

2024.01.25

村長通信NO180 大谷選手からのプレゼント

村長の馬場です。

全道的に大荒れの天気で余市町では学校が休校していると聞きました。幸い赤井川村は時々強い吹雪となりますが、学校もむらバスも今のところ通常通りです。ただこの天気は明日まで続くので油断は禁物です。気温も高めになっているので屋根からの落雪や自宅周辺除雪作業の際の事故にはくれぐれも気を付けてください。

本日は午前10時より臨時議会を開催して頂き物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金に伴う事業継続持続化臨時支援金関連経費などの専決処分案1件、条例改正4件、物価高騰対応赤井川村低所得世帯支援臨時給付金を含む一般会計補正予算1件を審議頂き、全件可決承認頂きました。物価高騰対応に係わる給付金などについては少しでも早く対象村民の方に届くよう手続きを進めます。

さて、タイトルにも掲げました大谷選手からプレゼントされたグローブが小学校2校の始業式にお披露目され、都小学校では早速子供たちが体育館でキャッチボールをして遊んでいるそうです。

写真赤井川小学校に届いたグローブと手紙です。多分ユニフォームは先生の誰かが持ってきてくれて飾っているのだと思います。こちらは来週月曜日の全校集会で全員で遊ぶ予定ということで、今週は子供達全員が手に取って見られるよう展示しているという事です。

私も後日本物を見せてもらいに学校に行ってみようと思います。大谷選手ありがとうございました。

2024.01.22

村長通信N0179 調印式

村長の馬場です。

本日三本目の投稿です。日々の日程が詰まってくるとついつい情報発信が疎かになってしまうので、出来るときにまとめて投稿するという姑息な手段を取ってしまいます。笑

先週の金曜日北海道森林管理局石狩森林管理署と赤井川村が「第1期赤井川地域森林整備推進協定」を締結したというお話です。

赤井川村はゼロカーボンを推進する手法のひとつとして、森林資源の有効活用と村有林の計画的整備を掲げています。そのため令和5年度から5年ごとに村有林の整備計画を立てながら事業を推進することとして取り組みをスタートさせています。

実はこの取り組みを始めるにあたり、既存の人工林の生育状況や施業方法、植林の方法など様々な角度から検討するにあたり、石狩森林管理署と後志総合振興局林務課及び森林室に協力を仰ぎ、指導・アドバイスを頂いておりました。

その検討の中で、国有林に囲まれている本村の立地から石狩森林管理署と赤井川村が連携・協力して効率的な森林施業や路網整備に取り組んだり、伐採木の販路においても国有林材の販路も活用できるよう共用の土場(ストックヤード)を設置して木材の協調出荷を行うことにより、民有林材全体の安定供給や森林整備をしやすくする環境づくりにも繋げられ、森林資源の循環利用にも繋げて行くことができることから、これらを目的に協定を締結させてもらいました。

具体的に令和7度に協調出荷をスタートさせ、その後現場を調査しながら継続的に取り組むことになります。

森林資源を適正に有効利用するこもゼロカーボンへと繋がる大きな取り組みです。

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