むらのできごと

むらのできごと

2023.08.29

SNS魅力発信講座を開催しました

 8月21日(月)、健康支援センターにおいて、地域活性化起業人として赤井川村に派遣されているDMM GAMES(合同会社EXNOA)の松本卓也さんを講師に「SNS魅力発信講座」を開催しました。

 講座ではツイッターやインスタグラムなど一度は耳にしたことがあるSNSの特徴を挙げ、様々な事例を引用し、講師の松本さんがわかりやすく解説をしていました。

 SNSを上手に活用することで情報伝達の幅を大きく広がることや、SNSによっては自動翻訳機能があり外国語を使用している方でも安易に情報にアクセスすることが可能である旨の講話がありました。

 1時間という短い時間でしたが、参加した約20名は興味深そうに講師の話に耳を傾けていました。

2023.08.29

村長通信NO159 見晴らしが良くなりました

村長の馬場です。

今日は猛暑も幾分和らぎ、村民のみなさんもホっと一息ついていることだと思います。しかし、週半ばにはまたまた気温30度を超える暑さが戻ってくるということなので、本当の涼しさは来週くらいからになりそうですね。ただ、先日の日曜日も突然の豪雨がありましたが、急な天候の変化はこれからもちょくちょくありそうなので、何だかあずましくない状況は続きそうです。

さて、今日の話題は冷水峠の展望所からの見晴らしを確保するため、今年で5回目(コロナで1年お休みしたので6年目)となる、国有林内をボランティアを募り整備する「カルデラの森森林環境保全整備活動」についてです。

2004年9月8日北海道に上陸した台風18号は風台風と呼ばれるほど強風が吹き荒れ、冷水峠を中心に村内の複数個所で木々がなぎ倒され、赤井川村は三日間ブラックアウトになったという災害がありました。

この時冷水峠の国有林が広い範囲で被害受け、一部分がハゲ山のような状況になりました。

ただ、台風の置き土産といっては言い過ぎではありますが、それまで冷水峠からの見晴らしは国有林の成長と共に全くと言ってよいほどカルデラ盆地が見えない状況だったため、この台風の影響で視界が開け一望できる状況が生まれました。

このことを切っ掛けに現在の展望所を整備したのですが、立木の成長と共に雲海をはじめとする景観の確保が難しくなっていきました。

このため、景観の確保について村としても色々思案していたところ、北海道森林管理局石狩森林管理署との協議の中で「森を守る住民参加のボランティア活動としてエリアを指定することにより、保全活動を実施できるかもしれない」とのアドバイスを頂き、その後の協議により今日のような活動に繫がったという経過があります。

そして今年も沢山の方に参加頂き、整備活動を実施することができました。当日は峠の上と言えど猛暑のため作業時間の短縮はしたものの、みなさん汗だくになり作業に取り組んでくれました。今回ボランティアにはクラブメッドのスタッフも15名程参加して頂き、飲み物まで提供してくれて力強い助っ人となりました。

また、当日作業を指導して頂いた石狩森林管理署長をはじめスタッフのみなさんは、お休みのところ駆け付けて頂き誠にありがとうございました。

作業時間も短縮したので予定した全ての間伐は出来ませんでしたが、残った分は職員が後日整理することにしています。

来年も実施予定のため多くの村民のみなさんの参加をお待ちしています。

※展望が開けた写真はどうした? とお考えの方は是非現地で展望をお楽しみください。

2023.08.25

村長通信NO158 ディエゴ氏来庁

村長の馬場です。

もう暑いと言うのも嫌なくらい暑いですね。農産物の生育にも市場価格にも影響が出ているようで、特にビニールハウスで生産しているトマト類やピーマンは日焼けと花飛びで出荷量が減少になっているのに加え、価格もあまり良くないらしく、二重苦、三重苦だとの話を伺いました。ある農家さんは「昨年が良すぎたからね」とは言っていましたが、この酷暑本当に来週には落ち着いてくれるのか神のみぞ知るでは笑い話にもならないところです。

今週から小中学校も三学期が本格的に始まり、学校にも賑やかさが戻って来ましたが、この猛暑で校外活動は控える措置が取られています。今日は室内プールも室内温度の調整が限界に来たので、臨時休館としました。

幸い赤井川村は保育所から中学校までエアコンが設置されているため、設置の無い学校に比べると幾分過ごしやすのはあるかも知れませんが、廊下や体育館などはエアコンは付いていないので、体調管理が心配です。ただ、先生方のケアもあり、今のところ学校内で体調不良が出ることは無いようなので一安心です。

さて、先日Club Med(kiroro)の日本代表にこの春就任したディエゴさんが役場を表敬訪問してくれました。同行したのは日本在住30年のアブデルさんとClub Med(kiroro)のマリーン村長さんでしたが、通訳の方が同行していなかったの一瞬「どうしょう」と思いました。しかし、アブデルさんは日本国籍を持つ方で日本語も堪能だったので一安心しました。

Club Med(kiroro)としては地元赤井川村との連携協力を強く望んでいる旨の申し出もあり、今後とも情報共有しながら連携した取り組みをしていきたい旨を伝えさせて頂きました。

明日冷水峠で午前中に行われるカルデラの森整備(展望台周辺)や村の敬老会にもスタッフがお手伝いに来てくれることになっています。何かパホーマンスも見せてくれるということなので、そちらも楽しみにしたいです。

2023.08.24

赤井川村×神恵内村スタンプラリー当選者(前期)の抽選

 2016年から、後志管内小さい(人口が少ない)農村と漁村で魅力PRのための様々な企画を実施しています。

 その事業の一つとして毎年赤井川村の道の駅と神恵内村の道の駅スタンプラリー企画を行っています。

 今年は前後期2回に期間を別けており、前期分(4月29日~7月31日)の抽選を行いました。

 村長と副村長により、ご参加いただいた皆さまの中から抽選で15名の方に赤井川村の特産品をプレゼントする抽選を行いました。

 当選された15名の皆さまに近日中に賞品を発送いたします。

 たくさんの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

2023.08.18

村長通信NO157 美味しい・赤井川

村長の馬場です。

一昨日からの強風でビニールハウスの一部や農産物の一部にも被害が出ているとの報告を受けています。この後の生育に大きな支障がでないか心配なところです。ただ、建物や人的な被害は報告されていませんので、胸をなでおろしているところです。

そんな強風後の話としてはなんですが、実は札幌市内にあるクロスホテル札幌さんとの連携のなかで、8月1日から31日までの一か月間、朝食と昼食に赤井川産野菜や加工品をふんだんに使ったメニューを提供する「赤井川村フェア」を開催頂いています。

後藤料理長が志向をこらしたそれぞれの料理はまさにアートです。

実は先日私も試食させて頂いたのですが、どれも素材を活かした料理ばかりで目と舌を楽しませて頂きました。料理長いわく「素材が良いから下味などに手を掛けることなく、素材そのものの味で十分料理を仕上げられる。」と赤井川産の作物に太鼓判を頂きました。

今後もクロスホテル札幌さんとは色々な連携が出来れば良いと思っています。

8月31日まで三階のレストランで食べて頂けるので、是非足を運んでいただけると嬉しいです。

※コース料理の全部を掲載できませんでした。(写真を撮らずに食べた料理もありました。笑)

2023.08.16

赤井川村中学生・高校生海外研修事業(最終日)

8月11日(金)、早朝に羽田空港に到着しました。

全員で入国手続き済ませ、空港内で朝食と買い物の時間をとりました。

その後、羽田空港から新千歳空港へ移動し、赤井川村へ帰ってきて到着式を行いました。

参加者代表からの挨拶では、「言葉の違いや異なる生活習慣がありながらも、心が通じ合うことでお互いを知り合うことができた。貴重な経験になった」と、海外研修を終えて感じた思いを話してくれました。

海外研修事業の参加者からは「異文化を知ることができて良かった」「ストラスモアも生徒と会話は難しかったけど楽しく交流できた」など、充実した日々を過ごしていただくことができました。

この経験を今後の学校生活などに活かしていただきたいと思います。

慣れない生活が続いたので疲れてると思います、ゆっくり体を休めてください。

7日間、本当にお疲れ様でした。

投稿者:教育委員会

2023.08.10

赤井川村中学生・高校生海外研修事業(6日目)

8月10日(木)、朝からシドニー市内の視察研修をしました。

まずはボンダイビーチへ向かいました。

日本と全く異なるビーチの景色に感動していました。散策時間を設け、各自ビーチで写真撮影などをしました。

続いてシドニーを一望できるダドリーページにて全員で記念撮影。

さらにバスで移動し、ギャップ岬を自由の散策。皆それぞれが散歩をしたり写真を撮ったりしました。

午前中の市内視察研修は終わり、昼食をとりました。

午後はオペラハウスへ。

まずオペラハウスを背景に集合写真を撮影。

その後、施設の設計から完成までの経緯などを、施設のガイドさんに説明していただき、施設見学をしました。

オペラハウスを出た後は、オペラハウスとハーバーブリッジを一緒に撮影できるスポットに移動して各自写真撮影をしました。

最後は空港近くのホテルで夕食(フィッシュ&チップス)。

夕食後、搭乗手続きを済ませ、日本へ帰ります。

オーストラリアの気候や風土、歴史の違いを体で実感した子供たちでした

投稿者:教育委員会

2023.08.10

北海道新幹線落合工区見学会

令和5年8月8日に夏休み中の赤井川村内の小学4年生〜6年生や保護者を対象に北海道新幹線、後志トンネル(落合)工区の見学会が行われました。
後志トンネル(落合)工区では、平成28年から掘削が行われ、令和5年に約7年の月日をかけてトンネル掘削が完了しました。
見学会では、鉄道・運輸機構から北海道新幹線の概要説明や大成・佐藤・田中・堀松JVから後志トンネル(落合)工区の工事概要説明が行われました。
参加者はトンネル内の涼しさやトンネル、明かり(高架橋・橋りょう)の建設費用の他、トンネル掘削時の勤務体制や1日に掘削できる距離数に驚きの声が聞かれました。また、当日は集合場所にむらバスを利用される方もおり、むらバスに親しむ機会となりました。

2023.08.09

赤井川村中学生・高校生海外研修事業(5日目)

8月9日(水)、授業見学とサヨナラパーティーのため、中学生・高校生全員でストラスモアセカンダリーカレッジへ向かいました。

1・2時間目はストラスモア校の生徒と二人一組のペアになり、全員がそれぞれ違う科目の授業を受けました。

帰ってきた姿を見ると、授業後の中休みも共に過ごす姿が見られるほど、授業を通して交流を深めたことがわかります。

その後、サヨナラパーティーに向けて中学生・高校生でよさこいのリハーサルをしました。

高校生が中学生の頃に踊った感覚が残っていて、リハーサル数回での練習で全員が踊ることができました。

ストラスモア校の生徒による楽器演奏でサヨナラパーティーがスタート。

まずはストラスモア校で日本語学科を専攻している学生代表の挨拶。挨拶では、学校訪問で赤井川村の学生と日本語で会話したことがとても勉強になったことを話してくれました。

続いて、赤井川村を代表して中学生の代表者から英語で挨拶と、団長である根井教育長からは日本語と英語の両方で挨拶をしました。

最後はストラスモア校のジル校長からの挨拶。

「オーストラリアの学校と赤井川村の学校の共通点など気づいたことはありますか」との質問に、「ストラスモアの学生は積極的で感銘を受けました」、「ストラスモアの生徒数が赤井川村の人口の約2倍であることに驚いた」、「ストラスモアの生徒は私たちにとてもフレンドリーで嬉しかった」と英語で回答する姿は素敵でした。

その後、ストラスモア校の生徒が、日本の「さくらさくら」を弦楽奏で披露してくれました。

赤井川村からは、「よさこいとは何か」を英語で説明し、中学生・高校生全員で演舞披露。

皆の気合いの入った迫力ある演舞に、ストラスモアの生徒は引き込まれていました。

演舞終了後、使用した鳴子を、一緒に授業を受けたペアにプレゼントするとストラスモアの生徒は大喜びでした。

最後はこれまで関わったお互いの生徒同士で写真を撮ったり交流を深めたりしました。

今回の研修事業に参加した子供たちは、交流や英語がとても大切だということを口々に呟いていました。

ストラスモア校を後にした子供たちは、メルボルン空港からシドニーへ向かいました。

ホテルのチェックインと夕食を済ませて今日はこれにて終了。

明日はオーストラリア最終日です。シドニーの市内視察研修を最後に日本へ帰国します。

保護者の皆様、お子さんの帰りをもうしばらくお待ちください。

投稿者:教育委員会

2023.08.08

赤井川村中学生・高校生海外研修事業(4日目)

8月8日(火)、いよいよ研修事業も折り返しとなりました。

今日は中学生がストラスモアセカンダリーカレッジへ学校訪問、高校生が市内視察研修でした。

まず、中学生は朝からエッセンドン小学校に向かいました。

1時間目は3・4年生との授業でした。「力士」の折り方を教えてほしいとの希望で、急遽折り方を習得して

丁寧に教えることができました。作った力士で紙相撲をして、相手の小学生は楽しそうでした。

2時間目は5・6年生を対象に「鶴」の折り方を教えました。完成した鶴と一緒に記念撮影。

その後、電車を使ってストラスモアの生徒と一緒にストラスモアセカンダリーカレッジへ移動しました。

移動中はお互いのことを聞き合うなど交流を深めていました。

ストラスモア校に着いてからは、自己紹介や日本語と英語を使ったゲームを通して交流しました。

ルールが難しいゲームもありましたが、お互いの生徒同士がコミュニケーションを取りながら取り組んでいました。

最後は宇宙センターで記念撮影をして学校訪問を終えました。

続いて高校生の市内研修についてです。

高校生の市内研修は、最初に「ロイヤル植物園」に行きました。朝の植物園の気温は7℃と非常に冷え込んでいましたが、

日本では見られない植物や樹木に高校生は夢中になって観察していました。

続いて「フィッツロイ庭園」に行きました。

ここでは実際に使用されていた「クック船長の家」の前で記念撮影。皆いい笑顔です。

さらに研修は続き、「ビクトリア州立図書館」に行きました。

ここでは図書館内を自由に見学しました。高校生は図書館の広さや雰囲気に圧倒されていました。

お昼を迎え、昼食や買い物をするため、図書館の隣にある大型ショッピングモールに向かいました。

ショッピングモール内のフードコートで食事を済ませ、各自買い物を楽しみました。

自由行動を終えて、ホテルまではメルボルンの主な公共交通機関であるトラム(日本の路面電車)で帰路につきました。

明日は授業見学とサヨナラパーティーのため、全員でストラスモアセカンダリーカレッジへ行きます。

学校訪問終了後はメルボルンからシドニーへと移動になりますが、頑張ります。

投稿者:教育委員会

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