むらのできごと

むらのできごと

2023.09.14

村長通信NO165 敬老会

村長の馬場です。

今日は敬老の日を前に村の敬老会を開催しました。コロナの影響で三年前はキロロ、一年休んで昨年は村体育館と感染対策のため内容の簡素化や飲食は中止など、参加して頂いている先輩たちには大変ご不便をお掛けしましたが、今年はようやく元に戻り村の生活改善センターで開催することができました。

それでも会食はお弁当にするなのど少なからず以前とは多少違っていますが、参加頂いた約62名(対象者77歳以上174名)の皆さんにはこれまでの村に対するご協力とご労苦へのお礼を申し上げることができ安堵しています。普段なかなか顔を合わすことの少ない旧友とも再会出来て喜ぶ姿も多く、「開催出来てよかった」と心からそう思っています。

今年も保育所幼児のダンスパホーマンスや舞踊愛好会のお姉さま達による日本舞踊のステージには大きな拍手が送られていました。特に保育所幼児たちのステージを見守る先輩たちの顔は笑顔に満ち溢れ、自分たちのひ孫を見守る、ひーじいちゃん、ひーばあちゃんでした。(笑)

そして今年はキロロクラブメッドのスタッフも駆け付けてくれてステージパフォーマンスで会場を盛り上げてくれました。流石に前に出て一緒に踊る先輩は多くはありませんでしたが、みんなで手拍子を送り賑やかに盛り上がっていました。

帰りは皆さんに「楽しかった」と言って頂きましたので、来年もひと工夫できればと思っています。

ご出席頂いた先輩の皆さん、来年も元気で顔を見せてくれるのを楽しみにしてますよ~。

※マリーンをはじめクラブメッドのみなさんありがとうございました。

2023.09.07

令和5年度巡回小劇場

 9月4日(月)赤井川小学校体育館にて、巡回小劇場を開催しました。普段あまり触れることのない演劇や音楽、古典芸能などを身近に感じてもらおうと毎年行っている事業で、今年度は「演劇」です。

 今年は、劇団民話芸術座による「寝太郎物語」を演じていただきました。
 「寝太郎物語」は、「権力者に対抗するための知恵とは何か?」をテーマに現代社会に通じるテーマを描いた、笑いあり涙ありの心温まる物語です。「三年寝太郎」という民話をモチーフにした演劇です。

 劇中では、小学校の児童一人が子役として出演しており、会場内では誰が演じるのか、また、出番はいつなのかをとても楽しみにしているようでした。

 子役として出演した児童は、演者の皆さんと当日初めて会い一緒にリハーサルを行いましたが、その日に初めて会ったとは思えないほど立派に役を演じていました。

 子供たちには、プロの役者が目の前で演じることで、実際に目で見て、耳で聞いて感じられる、話し方、間の取り方、声の大きさ、表情、体の動かし方など「表現すること」を学んでもらえたのではないかと思います。
 子供たちにとって、とても貴重な経験になったのではないでしょうか。

 劇団民話芸術座の皆さん、本当にありがとうございました。来年度の巡回小劇場は「古典芸能」です。

2023.09.06

村長通信NO163 鮮やかな黄色が広がっている

村長の馬場です。

まさしく残暑ですね。ひと昔前の赤井川村ならこの時期、朝晩はストーブが必要な年もあったくらいなのですが、昨晩外に出てもまだまだ過ごしやすいくらいの気温でびっくりしました。霜なんかは当分先なのかな~と思ってしまうくらいです。

さて、今日の話題は「エンジョイファームゆめ」を営んでいる湯澤さんご夫婦が22年前から作付けしているヒマワリのお話です。

作付け当初は輪作用緑肥として栽培していたものでしたが、営農規模縮小に伴い景観づくりと農地保全のためヒマワリの作付けを広げ、現在は所有畑のほぼ全面をヒマワリにしたそうです。

じゃらん等でも毎年紹介されるため、年々見学者が増えているそうでリピーターも多いそうです。

中にはブライダル撮影やドローンの撮影場所としての使用をお願いされる事もあるそうです。

今年は気温も高かったことから生育がいつもより早く、9日の土曜日くらいまでは何とか見頃は持ちそうということでした。

この週末は「まるっと農フェス」という初めてのイベントが開催される赤井川村なので、お越しの際は是非ヒマワリの景色もご覧いただけたらと思います。

タイミングが合えば湯澤さんのご主人が軽トラックで見晴らしの良い場所まで案内してくると思います。

そうそう、私が訪問した時に偶然にも保育所の子供たちが見学にきていて、畑の中を走り回っていました。帰りにヒマワリをお土産に頂けるということで、みんなで一本ずつ取らしてもらっていました。

湯澤さんありがとうございました。

2023.09.04

令和5年度中学2年生村内視察研修

 

 8月29日(火)、赤井川中学校2年生を対象とした村内視察研修が行われました。

 今年は、戸長役場跡や曲川遺跡、轟鉱山地区、馬鉄銅像、五十万坪駅逓所跡、株式会社あったべや(常盤地区山口牧場)、キロロリゾートのコンドミニアム等の視察を行いました。

 また、教育委員会では村内の歴史的建造物の跡地に標柱を立てていますが、主な標柱の設置場所を合わせて回り、赤井川村の歴史についても説明しました。

 普段はあまり見られない場所、行くことができない場所を見学することができて、有意義な時間となったのではないでしょうか。

 

2023.09.04

村長通信NO162 雲海が見頃です

村長の馬場です。

朝晩すっかり涼しくなり、冷水峠から眺める雲海も見頃を迎えています。

先日の森林整備活動で一段と見やすくなったので、先日の土曜日朝5時半の目覚めと共に、今期2度目の雲海ウォチャーを楽しんできました。

すっきり晴れた青空に一面の霧とはいかなかったのですが、すっぽりカルデラの里を包み込んだ雲海はとても幻想てきでした。

必ず毎日見られるわけではないですが、この時期晴れた日は結構な確率で観られるとおもいますので、みなさんも是非チャレンジしてみてください。

2023.09.04

村長通信NO161 水稲倒伏状況

村長の馬場です。

3週間ほど前の強風で風の通り道となってしまったところの水稲の倒伏が散見されていたのですが、それほど大きな被害までには至らないであろうと見込んでいました。しかし、先週木曜日~金曜日にかけての大雨(24h雨量60mm以上)により倒伏が一層進み、水田に溜まった水により稲が水につかり直ぐに収穫できない状況となってしまっています。今後の収穫作業状況によっては収量・品質に影響が出そうです。特に曲川地区から都地区、旭丘地区と池田地区の一部に倒伏が激しい水田がありました。

今年は高温によりビニールハウスで生産されている作物をはじめ、多くの作物の生育スピードが速く、併せて高温障害や病気の発生により減収が見込まれていました。水稲だけは順調と思っていたのですがここに来て風と雨にやられてしまうとは、農家さんの苦労を考えると何とか、減収被害が最小限になってくれるのを祈るしかありません。

倒伏した水稲の収穫には通常の何倍もの労力が必要になると思われるので、良い天気が続いてくれることを願うばかりです。

※水稲には共済制度やそれとは別に野菜も含め保険制度もありますが、それぞれ基準がありますので、今回の倒伏が対象として見てもらえるのか心配です。

2023.09.01

村長通信NO160 村の子供たちは元気です

村長の馬場です。

今日は午前中から雨が続き、時々激しく降る生憎の天気ですが、この雨で季節が夏から秋に変わる気配がします。ただ、必要以上に降らないことを願っています。

さて、今日は赤井川小学校の公開参観日だったので午前中に子供たちの様子を覗いてきました。教室は昨年から稼働しているエアコンもあり、快適な環境で過せているようでした。

全部の学年を参観させてもらいましたが、子供たちと先生とのやり取りも活発で、グループ学習ではリーダーが率先して授業を進めるなど、日頃からの学習の様子が見て取れるものでした。

今日は生憎の雨でしたが、保護者を含め多くの方が参観に訪れてくれていたのも子供たちの励みになっていたように感じました。

これからも他の学校を含め元気な子供たちの様子を参観するため学校訪問を続けたいと思います。

もうひとつの話題は、中学校時代は学習にスポーツに大活躍していた山中新汰くんが、昨日村長室を訪問してくれました。山中くんは現在慶応大学に在学中ですが、アルペンスキーのナショナルチームに選出されていることから、この10月のヨーロッパ遠征から早くも今シーズンがスタートするということです。

スキーを続けるのもなかなか経費が掛かるので、自らスポンサー企業を探すなど勉強と両立させながらトップクラスでスキーを続ける苦労やワールドカップ出場を目標としていることなど、近況を沢山聞かせてくれました。中学時代は陸上とスキーで全国大会へ出場し入賞するなのど、当時から成長を楽しみにしていた一人でもあり、彼の活躍は後輩の励みにもなると思っているので、これからも応援したいと思います。

2023.09.01

赤井川小学校 一日防災学校

 8月29日(火)赤井川小学校において、1日防災学校が行われました。

 避難訓練を行った後、学年ごとに分かれ、1・2年生は北後志消防組合赤井川支署より消防車の見学、3・4年生は岩内町の消防設備の保守点検等を行っている会社の方を講師に招き、校舎の消防設備等の説明を行っていただき、5・6年生は水の入った消火器を使用し消火体験を行いました。

 午後からは、役場職員をゲストティーチャーに招き、「赤井川村に10日間雨が降り続いたら?」というテーマで授業を行い、赤井川村のハザードマップなどを用い、どのような被害が想定されるかを考えていました。

 一日防災学校は「防災」について学び、考える良い機会になったのではないでしょうか。

2023.09.01

第1回赤井川村立小学校適正配置検討委員会の開催について

 8月30日(水)、赤井川村立小学校適正配置検討委員会を実施しました。

 第1回目となる今回は、委員の方々へ辞令交付を行い、検討委員会の委員長、副委員長を選任した後、根井教育長から学校の管理者、設置者の確認をし、この委員会設置に至るまでの学校運営協議会や各懇談会などの経過、児童数・学級数の推移などについて説明を行いました。

 また、次回以降の協議内容について委員の方々に確認していただくとともに、次回は1か月程度空けた9月下旬に開催予定ですので、それまでの間に、委員の方々にはそれぞれ地域や団体の方々の考えを聞いたり、ご自分の考えを整理するなどして持ち寄っていただくようお願いして会議を終了しました。

 次回以降の検討委員会の開催結果についても、村のホームページ等にてお知らせします。

2023.08.30

高齢者サロンで美しい村のスィーツを提供

 8月29日(火)地域包括支援センターが主催する高齢者サロンが行われ、お茶菓子として「日本で最も美しい村」連合に加盟する岐阜県東白川村福岡県八女市星野村のスィーツが振る舞われました。

 この取り組みは、道の駅あかいがわのキッチンメープル(ピッケルズ 代表 則武新吾氏)から「赤井川村に縁のある道外町村のスィーツを道の駅で提供してみたい」との相談を受け、村より連絡をしたところ、協力を快諾してくださった美しい村の皆さん、そして事業の中での活用を快諾してくださった地域包括支援センターのご協力により実現したものです。

 岐阜県東白川村は「つちのこ」伝承で有名な村で、毎年「つちのこフェスタ」というイベントが開催され、参加者が懸賞金を目指してつちのこ捜索が行われています。これにちなみ、今回のスィーツは名物「つちのこ焼き」となりました。

 赤井川村の高齢者の皆さんが揃って「つちのこ」をほおばっている姿は中々にシュールでしたが、皆さん「おいしい」といって喜んで食べてくださいました。

 福岡県八女市星野村は八女茶の産地として、そしてその名のとおり天文台も設置されている星景が美しい村として有名な村です。星野村のスィーツは「抹茶のチョコ羊羹」です。

 抹茶の香りに皆さんウットリしながら「おいしい」を連呼していました。

 今後、道の駅あかいがわのキッチンメープルでは自慢のコーヒーと共に美しい村スィーツを販売し、カフェタイムの充実を図っていきたいとのことですので、道の駅にいらっしゃった際には美しい村スィーツも楽しんで頂けたらと思います。

 今回の2村をきっかけに、さらに交流のネットワークを広げて、それぞれが楽しく盛り上がってまちづくりに取り組んで行けたらと思います。

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