むらのできごと
2021.10.20
村長通信NO100 再生可能エネルギーの有効利用を模索
村長の馬場です。
初雪も降り、昨日からは冷たい雨が降り続く赤井川村です。急ぎ足で冬が近づいているのかな~? ただ、昨年も
こんな感じで早く寒くなりましたが12月まで根雪にならないという経験をしているので、車のタイヤ以外の冬支
度はもう少し後回しでもいいように感じています。
さて、村では再生可能エネルギーの活用について現在調査を続けています。特に地熱と水力については村も民間
企業と連携したなかで、事業化の可能性をいろいろ検討しています。早ければ次年度から温泉熱の利活用に向け
た事業に着手したいと準備を進めており、カルデラ温泉の源泉を再ボーリングして熱源を無駄にせず利用したい
と計画を進めています。
また、水力発電についても調査を継続しており、なんとか災害時を含め村内で利用できることを目標に経済性に
ついて検討を進めていますので、実施の有無を含め方向性が見えてきたら村民のみなさんにもお知らせしたいと
思います。
そのような調査の一環として先週末先進地となる遠軽町白滝地区の水力発電所や北竜町の温泉熱利用システムな
どを担当者と一緒に視察してきました。温泉熱の熱交換システムやヒートポンプの性能など、私が昭和60年当時
温泉熱を利用した水耕栽培システム導入時とは比べ物にならない程進化していたのには驚きました。
より効率的に低コストで熱利用できるシステムを検討すべきと改めて勉強になりました。
※白滝水力発電施設
※北竜町温泉施設の熱交換機