むらのできごと

むらのできごと

2023.12.29

村長通信NO175 仕事納め

村長の馬場です。

赤井川村役場は今日29日で仕事納めです。村民の皆様をはじめ、関係機関の皆様には今年一年大変お世話になりありがとうございました。今回の年末年始のお休みは曜日の関係で1月8日までの10連休となり、仕事始めは1月9日からになりますので何卒宜しくお願いします。

仕事納め恒例の大掃除が午後3時から一斉に始まり、職員は自分の机の周りをはじめ、窓や照明器具、ロビーまわり等、手の届く範囲を隅々まで綺麗に掃除します。

私も村長室は自分で掃除をするので、窓から机周りから置物まで綺麗に磨きました。日常的に拭き掃除はしているのでそんなに汚れはないのですが、それでも全体をひと拭きすると空気が綺麗になった気がします。飾ってある置物などもひとつひとつ拭いていると結構いろんなものが置いてあるのに改めて気が付きます。

さて、今年は4月の村長選挙で二期目を担わせて頂く事になり、この間様々な取り組みを進めさせて頂きました。取り組み等の概要につきましては広報1月号と村のホームページ村長の部屋に後日アップしますのでここでは省略します。とにかくあっという間に年末まできた感じがします。ただ、日本国内の政治・経済の情勢や世界各地で起きている戦争や紛争が私たちの生活を少なからず脅かしているのは事実です。そしてこんな状況下だからこそ赤井川村の村長としては村民が安心して暮らせる環境をつくり、安全と安心を提供するのが一番の仕事であると考えていますので、引き続き宜しくお願いします。

村民の皆さんをはじめ関係する皆さんに素晴らしい新年が訪れることをご祈念して今年最後の投稿を終わります。

2023.12.28

村長通信NO174 15年目審査無事通過

村長の馬場です。

午前中雪は少々舞っていますが、比較的穏やかな日となっています。カルデラ盆地を囲む山々が白く霞んで来たので、これから多少雪が強くなりそうな気配もしています。

さて、今朝決済書類に目を通していると「日本で最も美しい村」連合15年目審査結果の通知文章がありました。

赤井川村は「日本で最も美しい村」連合設立7団体のメンバーとして2005年に加盟審査を受け加盟を果たしたと記録されています。実は連合加盟は一定の審査基準をクリアーした団体が加盟できるシステムとなっています。今年は加盟以降義務付けられている3回目審査となる15年目審査(実質18年目)の年であり9月に審査を受けていました。

※加盟団体が増えた事に加えコロナ感染症も影響し審査は18年目となっている。

資格審査レポートには「評価ポイント」や「課題と将来に向けた改善提案」が示されており、様々な角度から審査しているいるため興味深く読ませてもらいました。

結果は総合評価「B」で審査通過となりました。

私の代で審査不通過は避けたいと思っていたので、取り合えず一安心です。ただ連盟加盟の効果を広く村民と共有出来ていると胸を張れる所までは到達できていないので、今後も道内加盟9町村はもとより、全国59加盟団体とも連携し、美しい村連合活動を効果的に展開できるよう継続した取り組みを進めたいと考えています。

2023.12.27

村長通信NO173 素敵なプレゼントが届きました

村長の馬場です。

暮れの楽しみは、来年のカレンダーをどのように選ぶかもそのひとつですね。機能性かデザインか等々人それぞれだと思いますが、一年間お付き合いしてもらう品物ですから、気に入った物を傍に置きたいと思うのは自然なことです。

そ~んな事を考えていたら今朝素敵なプレゼントを頂きました。

そのプレゼントとは、今は良縁があって札幌に在住している版画家 武田志麻さんが制作したカレンダーです。志麻さんは北海道内はもとより全国の展覧会にも出展し、数々の賞を貰うほどの実力派の版画家です。村に在住していた頃から自然をベースに日常の何気ない暮らしを題材に作品を制作していて、近隣のギャラリーや美術館で個展なども開催するなど、赤井川のこの環境をとても愛してくれている方です。先月も村民を対象に版画による年賀状づくりの講師を務めてくれるなど、ご両親が村内で農業を営んでいることもあり、時々帰省してくれているようです。

その志麻さんのお母さんが今朝カレンダーを届けてくれました。以前にも版画カレンダーを届けてくれたことがあり、役目が終えたカレンダーは私の自宅に飾られています。

早速村長室に貼らせてもらいました。2024年は志麻さんのカレンダーと共に仕事に励みます。

2023.12.27

村長通信NO172 小林花音入賞

村長の馬場です。

例年に比べ12月としては少雪の赤井川村でしたが、先週から少しずつまとまった雪が降りはじめ、ようやくいつもの雪景色が戻ってきた気がします。ただ年末年始は気温が高くなる予報のため屋根からの落雪や山では雪崩が心配されます。みなさんくれぐれも雪の事故には注意してください。

さて、クロスカントリースキー競技の少年団活動が盛んな赤井川村も、近年は少子化も手伝って競技人口は減少していますが、冬の到来と共に子供たちは毎日元気に雪原を走り回っています。

そんな少年団の先輩である小林花音さん(赤中卒・おといねっぷ美術工芸高校クロカン部)が昨日から開催されているFIS Far East Cup クロスカントリー音威子府大会高校女子クラシカル部門で6位に入賞するというニュースが入ってきました。

※左が花音さん、右が花凛さん

花音さんは姉の花凛さんと共に保育所時代からクロカンを始め、高校まで続けているアスリートですが、全国規模の大会で入賞したのは初めてです。こつこつ練習を積み重ねてきた努力が少しずつ結果に表れてきたということですね。今日はフリー部門のレースなのでその結果も楽しみです。

来春からは姉妹で札幌市内の大学へ通いクロカンスキーを続けると聞いています。是非今シーズンは大学に繋がる滑りを姉妹で見せてほしいものです。

※左から遠藤音威子府村長・花音さん・石田正子さん(JR北海道)・花凛さん

花音さん入賞おめでとう。

2023.12.20

村長通信NO171 師走

村長の馬場です。

10月後半から11月中旬までは上京するすることも多く、また地区別懇談会で村民の皆さんと意見交換するなど、忙しい毎日を過ごしていたら、早くも師走の時期になってしまいました。

今年の12月は思いのほか雪が少ないと思っていたら、昨日から少し本気をだしてきたのか、赤井川らしい12月の景色となってきました。

12月の定例議会は先週金曜日閉会しましたが、議員の皆様には提出した案件を全て承認、決定して頂き、また一歩仕事を前に進めることができることに安堵しております。

話は変わりますが、先日キロロクラブメッドグランド(旧ホテルピアノ)のオープンセレモニーに案内を頂き出席させて頂きました。ホテル内を見学させて頂きましたが、1階フロント周辺と2階部分は大きく改装され、以前のイメージとは随分変わり華やかになっていました。以前タウンという名称のエリアは一部日帰り利用が出来るレストランもあるようです。オープニングはカルデラ太鼓保存会の演奏で会場を盛り上げてくれていました。私も地元代表としてスピーチさせて頂きましたが、目の前にいる方々は私の知る関係者以外は海外の方が多く、通訳をお願いしてのスピーチでした。

後10日程で今年も終わりを告げることになりますが、まだまだ忙しい日々が続きそうです。

2023.10.19

村長通信NO170 ウガンダからのお客様

村長の馬場です。

夏から初冬に一気に季節が移り替わっていくように、足早に紅葉も進んでいる赤井川村です。

今週は月曜日に臨時議会を開催して頂き、9月の大雨で崩れた法面等復旧予算の専決処分案をはじめ、温泉施設のボイラー等改修工事契約及び山村活性化支援センターの指定管理者の指定、補正予算案について慎重審議を頂き可決決定して頂きました。また、小学校の適正配置の特別委員会も同日開催して頂き、教育委員会から検討状況の報告をさせて頂きました。

そのほかに議会協議会も開催して頂き、役場内で検討を進めている事案について説明させて頂き、議員の皆さんからのご意見を更なる検討の課題とさせて貰うことができました。

来年度予算編成に向けた準備も既に始まっており、秋の深まりと共に役場も忙しい日々が続きます。

さて、昨日北海道国際交流・協力総合センターからの依頼で、JICAプログラムの「ウガンダ国西ナイル・難民受入地域レジリエンス強化プロジェクト」の研修として、ウガンダ国の行政機関職員13名が本村を訪問してくれました。

対応は主に総務課と産業課職員があたってくれたのですが、私も歓迎の挨拶をさせて頂きました。

赤井川村での研修テーマは「赤井川村の農業・6次産業化の取り組み」というもので、役場と生産者や生産者組織との連携や特産品開発の取り組みを中心に、農業振興全般に係わる取り組みの説明をさせてもらいました。

ウガンダ国を含めた周辺国は多くの課題を抱えており、そのなかでウガンダ国は周辺国から難民が多く流入する中心国のため、難民も含めた新たな国づくりや地域づくりの計画策定を急いでおり、その計画策定調査の一環として日本を訪れていると説明を受けました。

ウガンダ国には村という行政単位はないようですが、村内の様子をみた感想として「自分たちの村のイメージからすると赤井川村は町です。」と感想を伝えてくれました。赤井川村の取り組みが少しでもウガンダ国の発展の参考になればこれほど嬉しいことはありません。

2023.09.25

村長通信NO169 健康はみんなの願い

村長の馬場です。

薄い雲が空を覆いスッキリと秋晴れとは行きませんが、穏やかな月曜日の朝を迎えた赤井川村です。

さて、一週間前の9月16日土曜日に「第28回ふれあい健康まつり」が開催されました。実は、職員には「情報は生ものなので新鮮なうちに発信しなさい。」と言っている私が1週間遅れの情報をアップするのは「言っていることとやっていることが違う。」と職員に怒られそうですが、遅ればせながらお伝えします。(笑)

当日は雨の心配も無く、早朝より実行委員会の皆さんやサポートボランティアの団体の皆さんが忙しく開催準備を進めてくれていたおかげで、おまつりがスタートすると会場に集まった村民の皆さんは楽しい時間を過ごせたようでした。

コロナで中止になったり、規模縮小したりと関係者の皆さんは大変苦労されたと思いますが、普段なかなか会えないサポートボランティアの皆さんの情報交流の場でもあり、わいわい運動会や歩こう会などを皆で楽しみながら、身近なところから健康を考え行動することの大切さを確認するためにも有意義なイベントになっていると思っています。

余市警察署や北後志消防組合赤井川支署をはじめ多くの関係機関の皆様にもご協力を頂いて、今年も無事終了することが出来たと思います。関係者の皆さん大変ご苦労さまでした。

因みにボランティアで出店してくれた綿アメは子供はもちろん大人にも人気でしたが、気温も少し高かったのでかき氷がとても有難く、私は二杯も頂いてしまいました。

2023.09.19

村長通信NO168 地中熱調査

村長の馬場です。

赤井川村の二酸化炭素排出量が年間2.5万tであるとの独自調査による推計結果をまとめ、今年の3月に「ゼロカーボンビレッジAKAIGAWA推進戦略」を策定したことは以前にもお知らせしたとおりです。

そしてこれを機会に5月にゼロカーボン宣言をさせてもらいました。

ゼロカーボンへの取り組みのスタートとしては公共施設からということで、今年は温泉熱を温泉施設や体育館の補助暖房に活用する工事を進めています。

村の公共施設の多くはバブル前後に整備した公共施設が多いため、熱効率が現在の建物より悪く電気の消費量も多いのが現状です。

また、現状燃料高騰も相まって、何と昨冬の役場のひと月の電気料金が百万円を越える月が出てしまいました。

このまま大量の電気使用を続けると化石燃料消費量も減らせず、財政的にも負の影響を続けることになってしまいます。

この為、温泉熱以外の補助エネルギー確保を目的に地中熱と太陽光、木質バイオ等の活用が出来ないか、今年度国の支援を貰い調査をすることにしていました。

その第一段として、現在役場中庭にボーリングで100m強の穴を掘り、地中熱調査を実施しています。

この調査で安定した地中熱が確保出るとの結果が得られれば、次年度以降国費の支援も要請しながら、役場本庁舎のエネルギー効率を向上さぜる検討を進めたいと考えています。

災害時等の拠点となる庁舎ですが、建て替えるとなると膨大な費用が必要となるため、何とかリノベーションで後25年程度は利用継続したいと職員共々関係機関の協力を頂きながら頭をひねっています。

2023.09.15

村長通信NO167 凱旋

村長の馬場です。

今日は連続投稿となります。赤井川中学校へ教育実習に凱旋している二人のお話です。

実は去年も一人卒業生が教育実習に来ており、来年も一人来る予定となっているようです。

去年の一人は実習が忙しく、私も忙しく会話をしたり現場を参観することが出来なかったのですが、今年は今日が実習最終日だと聞いたので、アポなしで学校訪問をしてきました。

この二人、ソラくんとリクちゃんは小さい時からスポーツマンで陸上、クロカンスキー、野球、バトミントンと中学まではお互いに切磋琢磨していた同級生です。

二人に話を聞くと「何としても教員になる」という志を強く持っているので、昨今教員不足が叫ばれるご時世に貴重な人材です。

因みに私も教育実習経験者ですが、二人のように真面目ではなく、高校で実習を行ったので結構はじけてました。(笑)

最終日ということで授業数は少なかったですが、ソラくんは授業をリクちゃんは実習ノートの整理を覗かせてもらいました。リクちゃんのノートの字が意外と綺麗だったので驚きました。

彼らが大学を卒業し教員になって赤井川村に再び凱旋してくれる日が楽しみです。

道教委のみなさん貴重な人材ですよ!

2023.09.15

村長通信NO166 今年のお米もいいかも!

村長の馬場です。

今日は朝から青空が広がり、湿度も無くとっても清々しい秋を感じる赤井川村です。この天気が少し続いてくれると色んな職種で仕事があずましく進んでくれると思うので、お天道様が悪さをしないよう空に向かって合掌しておきたいと思います。(笑)

さて、この素晴らしい天気の下、水稲の収穫が急ピッチで進められています。二週間ほど前に村長通信で強風で倒伏した稲がその後の大雨でどうなるのか不安である旨を投稿しましたが、その後天候も回復してくれていたことから、今のところ倒伏の影響は私が心配したほど無いようです。水田農家さんにお話を聞いても「べったり倒れていないので、この後雨が続かない限りは倒伏の影響はそれほど感じない。美味しい米が例年通り採れると思う。」とのことなので今年も美味しいお米が食べられそうです。

ただ、倒伏した水田の収穫作業にはどうしてもひと手間もふた手間も掛かるので今日も現地を見てきましたが、通常よりは人手を必要としているように見えました。

友人の農家さんのところにも寄らせてもらい、調整・精米した米を見せてもらいましたが、例年通りの出来秋とのことです。帰りに一回分の米をお裾分けしてもらったので、今晩早速新米を頂きたいと思います。

今夜は美味しいお酒が飲めそうです。(笑)

戻る