むらのできごと

むらのできごと

2025.09.25

村長通信NO264 余市岳登山道笹刈り

村長の馬場です。

山登り愛好家の方などには人気のある余市岳。私も我が家の子供たちが小・中学生の頃やキロロゴンドラが夏季運行をしている頃は、教育委員会の行事などで登っていましたが、暫く余市岳登山には行っておらず、正規の登山道入口から山頂までの状況は以前と変わりないのだろうと認識していました。

しかし、現状は笹刈り整備などは長年実施されておらず、未整備状態が続いていて登山愛好家の方は相当苦労しながら山頂を目指していたようです。

先日、これを見かねた北海道山岳ガイド協会の地元会員メンバーが中心に石狩森林管理署に相談の上、ボランティアを募り、登山道入口からの笹刈り整備を行ったと報告してくれました。

以前は登山者の踏み固め等もあり、何とか開かれていた登山道も笹に覆われ相当ひどい状態だったそうです。作業はかなり難航したようですが、ボランティアの皆さんの努力により、見違えるほど綺麗になったとのことです。

この情報を聞きつけた登山愛好家の方が早速現地を訪れているとも聞いています。北海道山岳ガイド協会及び地元メンバー、ボンティアの皆さん本当にありがとうございました。

余市岳はこれから紅葉が綺麗な季節に入ります。綺麗になった登山道を踏みしめて、余市岳周辺の景観を楽しんでください。

但し、余市岳周辺は頻繁にクマが出没する地域でもありますので、けっして単独での行動は避け、無理のない行程で楽しんでください。また、行き先を家族や友人などに伝え、登山道入口に設置している入林届には必ず必要事項を記入してください。何かあった時に自分たちの身を守ってくれることになります。

2025.09.22

村長通信NO263 最近の出来事パート2

村長の馬場です。

朝晩の冷え込みが急に進んだ気がします。稲刈りもほぼ終わっている様子で、村内にも新米が出回り、みなさん美味しいお米を味わっていると思います。

ただ、先週末は北海道初の線状降水帯が道東釧路方面を中心に発生し、被害も出ているようです。被害にあわれた地域の皆様にお見舞いを申し上げると共に、早期に復旧することをお祈りいたします。

金曜日の夜中から土曜日の明け方にかけて赤井川も結構風雨が強まり、一部民家の屋根が破損したり、停電が発生したりと少なからず影響はありましたが、大事にはいたらず胸を撫でおろしています。道路にちらばった折れ枝や倒木の処理は一両日中に終わると思いますが、村民の皆さんで村道通行などに気になる箇所があれば、役場に連絡を頂きたいと思います。

さて、先々週末は第3回まるっとカルデラ農村フェスが開催され、凄い数のお客様が来村してくれました。土曜日は夕方から風雨が強くなり、プログラムや終了時間の変更などで、来場して頂いたみなさんに残念な思いをさせてしまいましたが、日曜日は午前中から天気も回復し、最高の入込となったようです。幸い大きなトラブルもなく花火まで沢山の皆さんが会場に残って頂いたので、会場は凄い熱気に包まれていました。ご来場いただいたみなさん、来年も是非遊びに来てださい。

農フェスの余韻も残る先週火曜日からは9月定例議会が開催れ、報告1件、議案14件、認定5件、同意案3件、一般質問が3氏から提出されました。認定については、決算特別委員会に付託されましたが、残りは全て可決・承認を頂くと共に、一般質問には丁寧にお答えさせて頂きました。既に令和8年度に向けての準備も進められている役場ですが、残された課題については着実に進められるよう心掛けて取り組みたいと思います。

また、週の中にはこの程、衆議院北海道第4選挙区で公明党の支部長となった佐藤英道衆議が村長室を訪問してくれました。今まで佐藤衆議とは挨拶程度の面識でしたが、今回訪問頂いた事で短時間ではありましたが情報交換が出来ました。後志に関係する衆議院議員が3人もいることとなるのでとても心強いことです。

最後に、週末に管内の町村長数名でHTBを訪問して来ました。Onちゃんに会いに行った訳ではありません。HTBではDX事業としてデータ放送を使って、我が町の情報をリアル配信できるシステムを運用していることから、その内容について説明を受けに行ってきました。(蘭越町では導入しています。)

災害時に限らず日頃の広報など様々な場面で活用できるシステムが色々開発されているので、どのツールを選択するか、ランニングコストも含め十分な検討が必要であると再認識してきました。写真は帰りにスタジオ見せてもらった時の1枚ですが、僕の後ろにチョットだけOnちゃんが写っています。

2025.09.10

村長通信NO262 みんなでエスコンに行きました

村長の馬場です。

今週末は、いよいよ第3回まるっとカルデラ農村フェスが開催されます。天気予報を見ると、ちよっと心配な天気ですが、実行委員会の皆さんや出展される方々は、フェスを盛り上げるため準備を進めています。今年は新しい催し物や花火も2日間開催するなど、十分楽しめる内容となっていますので、村内外から多くの皆さんのお越しをお待ちしています。

さて、プロ野球パリーグの優勝争いも激しくなっていますが、先月の30日に、日ハム北海道応援大使プロジェクトとして、赤井川村から41人の応援団がエスコンへ出向き、熱い声援を送ってきました。その時の試合は残念ながら日ハムが負けてしまいましたが、選手と写真が撮れるオマケ付きだったので、参加者は満足してくれていたようでした。

残念ながら私は別用で参加できませんでしたが、球場内の大型ビジョンに「赤井川村から来ました」タオルを掲げた皆さんが大写しになったと聞き、赤井川村の宣伝にもひと役買ってくれたようです。

現在パリーグ2位の日ハムですが、残り試合も気合を入れて頑張ってほしいものです。

2025.09.03

村長通信NO261 最近の出来事

村長の馬場です。

今年は水稲の生育が良く先週くらいから稲刈りが始まっているところですが、最近は雨の日が多く農家さんもチョッと困っている様子です。この後もあまり晴天が長期に続く予報ではないようですが、残暑はもう少し続く予報なので、例年という表現は難しい状況です。

来週末に迫った第3回農フェスの方は、実行委員会の方々が着々と準備を進めているようなので、是非9月13・14日には初秋の赤井川村を楽しんで貰いたいと思います。

さて、約1か月ぶりの村長通信ですが、最近の出来事を三件ほどアップしたいと思います。

1件目は、新任の陸上自衛隊第11特科隊長の表敬訪問を受けた話題です。第11特科隊は有事に赤井川村を担当してくれる部隊です。このため、キロロスキー場を冬季訓練の場所として毎年2度ほど訓練に訪れてくれています。隊長は、だいたい1年半から2年で異動されますが、隊員の多くは訓練により赤井川村の地形や様子を熟知してくれているので、いざと言うときに頼りになる部隊です。赤井川村の担当は第11特科隊と是非覚え居てほしいと思います。

2件目は、赤井川村社会福祉協議会とボランティアセンターの設置・運営等に関する協定締結の話題です。赤井川村は比較的災害が少ない地域であると感じていますが、気象状況の変化がもたらす災害や地震などの災害もいつ何時発生するか解らいのが現状です。そのためそんな有事に備え、事前準備も含めこの度、社協と村において協定を締結し、それぞれの役割分担の明確化や情報の共有など多岐にわたる連携をルール化することとしました。いざと言うときに機能するよう準備を進めたいと思います。

3件目は、明治大学政治経済学部藤本ゼミの学生14人が、赤井川村をフィールドワークの場所として、農業・農村の経済活動を主テーマに、農業体験等に挑戦してくれた話題です。

実は、昨年も研修として藤本ゼミの学生さんが少人数で赤井川村を訪問してくれていて、本年度から長期にフィールド調査を行うよう検討を進めてくれているということです。

今回、先発は8月27日から。本体は8月30日から9月1日までの期間、農家さんとの交流をメインに農業・農村体験をしてくれました。今後の彼らの研究成果を楽しみにしたいと思っています。

ちなみに私も赤井川村農業の一端をお話する機会を頂き、学生さんと交流させてもらいました。

2025.08.06

村長通信NO260 クロスホテル赤井川フェア

村長の馬場です。

昨日、本年度のオーストラリア研修に出発した15名の赤中生は、今日からホームステイ先やストラスモア校での研修が始まっています。メルボルンは、現在気温+10℃ほどらしいので、体調管理に気を付けて、沢山学んで来てほしいと思います。

さて、今年で三回目となる8月限定、クロスホテル札幌の赤井川村フェアが1日から開催されています。このフェアのPRを兼ねた試食会が報道機関を招いて開催されるということで、私も村のPRプレゼンターとして参加させて頂きました。

今年は規格外も有効に活用することをテーマに、野菜やフルーツなど延べ約14種類を使った料理や朝食用として山中牧場の牛乳を使ったソフトクリームの食べ放題があったりと、例年よりメニューと味は進化しているとシェフの太鼓判つき。特にグーンアスパラのカットした茎の部分を利用した冷製アスパラスープやルバーブのタルトは絶品です。

毎日の朝食ビュッフェは¥3,700(小学生¥1,650、未就学無料)/人。

土曜日・日曜日・祝日ランチビュッフェは¥3,700(小学生¥2,500、4歳以上の未就学¥1,200)/人

赤井川村の農産物や加工品をふんだんに使った、素材を生かすシェフの料理を楽しんで頂きたいと思います。詳しくはクロスホテル札幌℡011-272-0010にお問い合わせ頂ければと思います。

2025.08.04

村長通信NO258 暑さしのぎが出来ます

村長の馬場です。

夏は暑いのに越したことはありませんが、北海道でこんなに暑い日が続くとエアコンも無い住宅も多くあり(我が家にエアコンありません)、村民のみなさんも体調管理に一苦労していることと思います。

村ではクーリングシェルターとして健康支援センターを開放していますが、この度、赤井川郵便局と都郵便局もクーリングシェルターとして開放して頂くよう、村と協定を締結して頂きました。郵便局としては今までも村民の方が暑さしのぎに立ち寄ることを容認してくれていましたが、金融機関でもある郵便局という特殊性から、正式に村としてお願いをして、暑さしのぎの避難所とさせていただくことにしました。(関係者の皆さんありがとうございます。)

今朝の天気予報では、今週は真夏日が続く予報にはなっていませんでしたが、例年より気温が高い日は今後も続くようで、湿度も高くなるとの予報も出ています。

暑い日は無理せず外出しないのが一番ですが、そうも言っていられない事もあります。そんな時は是非クーリングシェルターとして村内郵便局をご利用ください。

2025.07.23

村長通信NO257 ひとりひとりの秘密基地

村長の馬場です。

今日から明日にかけて道内は記録的猛暑となる予報が出ています。村内もかなり気温が上がってきています。屋外で仕事をされる方は体調管理にくれぐれも注意してください。赤井川中学校も今日は部活を中止して下校するということです。

さて、令和8年度からスタートする「子ども第三の居場所」に係るB&G財団からの助成が決定したことから、その授与式が昨日健康支援センターで開催されました。財団から朝日田常務にお越し頂き、和やかな雰囲気の中で式が進められました。

このプロジェクトは、学校から帰宅後に孤立する子どもや、何らかの要因により登校できない子どもの居場所を提供するというもので、学校でもない家庭でもない、子どもたちが安心して過ごすことが出来る「居場所」であり、信頼できる「おとな」の存在を身近に感じ、地域や社会との関りを学び、赤井川村で生まれ育ったことを誇り思えるようになってほしいとの願いから進められているプロジェクトです。

財団からは施設整備及び3年間の運営経費が一定の基準に基づき助成されるというもので、村としても新たな試みとして、昨年度から準備を進めていました。居場所は現在旧教職員住宅をリフォームする形で整備が進められており、「むら」で育った思い出が生まれる「ひとりひとりの秘密基地」を合言葉に、来年4月スタートする予定です。詳細は今後説明会を予定していますので、是非期待して頂きたいと思います。

B&G財団には心から感謝申し上げます。

※財団助成期間終了後は、国・道の助成事業を活用しながら安定した運営を目指します。

2025.07.17

村長通信NO256 ジーコがキロロにやって来た

村長の馬場です。

今日も朝からムシムシする気温となっていて、雨を持っている空なのかな~と感じています。東北地方は間もなく梅雨明けとなる見込みだそうですが、蝦夷梅雨のような天気がこの後続くのか気がかりなところです。そて、今朝の北海道新聞後志版にも掲載されていましたが、クラブメッドキロロが主催するジーコ10キャンプが今日からキロロを会場に開催されています。それに先立ち15日、16日の両日メディアへの公開としてプレキャンプが開催され、私も招待を頂いたのでサッカーの神様と呼ばれるジーコに会えるのを楽しみに、練習の様子を見学してきました。当日は生憎の小雨模様でしたが気温が高かったため、参加した子供たちは元気にボールを追いかけていました。

72歳と新聞には掲載されていましたがまだまだ元気で、練習中に子ども達にアドバイス姿は真剣そのものでした。ただ、練習を終えるととても笑顔が素敵な方で、参加した子供たちや保護者のみなさんと楽しそうに笑顔で交流していました。私にも気さくに接してくれましたが、神様と話をする私は相当緊張していました。

サッカーチームに所属する地元の子供たちやカルデラ太鼓保存会の子供たちもサインを貰ったり、一緒に写真を撮ったりして、ジーコとの交流を楽しみ、良い思い出が出来たと思います。

ジーコ10キャンプは8月31日まで開催されるということですが、ジーコは後1~2滞在し、その後8月上旬にもう一度キャンプ参加するということです。私はサッカーの神様に会えてとても光栄でした。

2025.07.16

村長通信NO255 美味しい野菜が収穫されています

村長の馬場です。

ほぼほぼ一か月くらいは雨らしい雨は降っていなかったように思いますが、昨日からの雨は今日の午前中に止み、今は太陽がサンサンと照り気温も急激に上がってきました。雨の量としてはさほどではありませんでしたが、乾ききった大地には多少潤いを与えたように思います。

昨日雨前に、村内をぐるりと回って畑などの様子を見てきました。立ち寄った農家さんに話を聞くと概ね順調に生育していると教えてくれましたが、ビニールハウスで育てている野菜は、一部多少日焼けなどが見られたり、暑さで花付きが遅れたりはあるものの、生育管理の技で大事には至らないよう苦労はしているようでした。

何せハウスの中は風を通しても日によっては50℃くらいになるということで、農家さんも相当疲労が溜まってきているのではないかと心配になります。

それでも美味しい野菜などを消費者に届けたいとの強い思いで、農家の皆さんは頑張ってくれていました。

ピーク時より直売店の数はへりましたが、ちょっと覗いてきたらスイカ、ナス、キュウリ、トマト、豆類、とうきびなどが店先に並んでおり、美味しい野菜を食べられる時期が来たと実感しました。

暑さの中頑張って美味しい生産物を作るために日々努力している農家さんにエールを送りたいと思います。

2025.07.09

村長通信NO254 歓迎!鶴居中二年生来村

村長の馬場です。

きょう午前中、今年で4回目となる鶴居村からの使節団、鶴居中二年生が宿泊研修で来村し、最初に赤中を訪問、同じ二年生同士の交流会で鶴居の生徒が地元の紹介やPR活動を行いました。

その後役場にて、村の若手職員から赤井川村の紹介を受けた後、質疑応答のやり取りなどを行いました。

鶴居村の生徒からは、子育て支援対策や定住対策など、事前学習で自分立ちでまとめていた質問が何件か出され、私と教育長で若干補足はしましたが、村の職員もしっかり対応してくれていました。

実は鶴居村は日本で最も美しい村連合の仲間というご縁で、赤井川村を訪問してくれることになったのですが、美しい村連合には全国に57の加盟自治体や地域があり、来年からまた違う地域を訪問する計画ということで、今年が一応の区切りの訪問となりました。ただ、今はWEBでの交流が簡単に出来ちゃう時代なので、来年以降は小学校同士の交流を検討出来ないかと考えています。

赤井川村の子供たちが色んな地域の方と交流することにより、新たな探求の切っ掛けや発見に繋がると考えているので、このような交流機会は今後も大事にしたいと思います。

鶴居村のみなさん、今後ともよろしくお願いします。

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