むらのできごと

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2016.07.04

今月のオススメ図書(2016年7月)

今月は「道産子作家」特集です。

古くは小林多喜二、最近では桜木紫乃、小路幸也など北海道出身作家の名前を聞きますが、

他にどんな人がいるのだろうと調べてみたら、有名な作家さんがたくさんいることが

わかりました。

道産子と聞くだけで親近感を持ちますし、小説の舞台が知っている場所だったりします。

観光シーズンですが、小説を読んで、その舞台となる場所を訪れて見ては?

 

 

「東 直己(あずま なおみ)/スタンレーの犬」

 1956年札幌市出身。探偵を主人公にしたハードボイルド小説を中心に作品を発表。

 2001年第54回日本推理小説作家協会賞受賞。

 代表作は「探偵はバーにいる」「残光」「眩暈」「ライト・グッドバイ」「スタンレーの犬」など。

 

 

「京極 夏彦(きょうごく なつひこ)/虚言少年」

 1963年小樽市出身。妖怪研究家としても知られる。

 2002年第16回山本周五郎賞、2003年第130回直木賞受賞。

 代表作は「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「鉄鼠の檻」「絡新婦の理」「死ねばいいのに」など。

 

 

「小檜山 博(こひやま はく)/漂着」

 1937年滝上町出身。神田日勝記念美術館館長。元北海道教育大学特任教授。

 2005年北海道文化賞受賞。

 代表作は「光る女」「出刃」「スコール」「漂着」「光る大雪」など。

 

 

「今野 敏(こんの びん)/プロフェッション」

 1955年三笠市出身。小説だけでなく、漫画の原作も手掛ける。

 2008年第21回山本周五郎賞受賞。

 代表作は「25時のシンデレラ」「膠着」「精鋭」「豹変」「同期」「欠落」「確証」など。

 

 

「桜木 紫乃(さくらぎ しの)/ホテルローヤル」

 1965年釧路市出身。作品のほとんどは北海道が舞台で、性愛文学の代表的作家。

 2013年第149回直木賞受賞。

 代表作は「凍原」「ラブレス」「ワン・モア」「起終点駅(ターミナル)」「ホテルローヤル」など。

 

 

「佐々木 譲(ささき じょう)/砂の街路図」

 1950年夕張市出身。社会派エンターテインメントで広く知られ、警察小説が多い。

 2010年第142回直木賞受賞。

 代表作は「鉄騎兵、跳んだ」「うたう警官」「警官の血」「代官山コールドケース」など。

 

 

「小路 幸也(しょうじ ゆきや)/札幌アンダーソング」

 1961年旭川市出身。スポーツ好きで知られ、地元コンサドーレ札幌を応援している。

 2002年第29回メフィスト賞受賞。

 代表作は「東京バンドワゴン」「コーヒーブルース」「札幌アンダーソング」など。

 

 

「辻 仁成(つじ ひとなり)/アカシア」

 1959年函館市出身。ロックバンド・エコーズのボーカルとしてデビュー。

 1997年第116回芥川賞受賞。

 代表作は「海峡の光」「冷静と情熱の間」「愛をください」「アカシア」など。

 

教育委員会図書は村民どなたでも借りることができます。

役場一階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで

365日役場開庁時間であれば、いつでも借りられます。

この機会に一度足を運んでくださいね。

 

 投稿者:教育委員会

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