むらのできごと
2016.05.02
今月のオススメ図書(2016年5月)
2016年5月は「警察小説」特集です。
ようやく桜の花が見受けられる季節となりました。
春になりぽかぽかとした陽気で眠くなる季節でもあります。
そんな眠気を覚ますため、今月は警察小説を集めてみました。
ドキドキする展開にきっと目も覚めることでしょう。
警察小説では西村京太郎さんをはじめ、有名な作家さんが数多くいます。
様々な「事件」をお楽しみください。
「プロフェッション/今野敏」
立て続けに発生した連続誘拐事件。開放された被害者たちは、
皆「呪い」をかけられていた・・・。警察きっての特能集団、ここに始動!
科捜研から招集された異能の 5人(+1)その素顔は、
警察内でも厄介視される変人集団だった!
「潜行捜査~1対100/安東能明」
大晦日に発覚した一家皆殺しという残虐な犯罪。
その捜査本部で重要な人についた幸本は、捜査方針の対立から本部付を解任
されてしまう。それから5年、膨大な物証に振り回され、事件は迷宮入りの様相を
呈してきた。所轄署の生活安全課へと移動になった幸本は、捜査本部と異なる
視点で事件を追っていた。そして偶然手に入れた犯人の指紋。
捜査員100人を相手に幸本執念の捜査は実を結ぶのか・・・。
「ケモノの城/誉田哲也」
ある街でおきた監禁事件。保護された少女の証言に翻弄される警察。
そんな中、少女が監禁されていたマンションの浴室から何人もの血痕が
見つかった・・・。あまりにも深い闇に、果たして出口はあるのか?
小説でしか描けない「現実」がここにある・・・。圧倒的な描写力で迫る衝撃のミステリ。
「臨場/横山秀夫」
辛辣な物言いで一匹狼を貫く組織の異物、倉石義男。
彼には「終身検視官」なる異名が与えられていた。
誰かひとりが特別な発見を連発することなどありえない事件現場で、
倉石の異質な「眼」が見抜くこととは・・・。
組織と個人、職務と情。警察小説の圧倒的世界。
「警官の血(上・下)/佐々木譲
昭和23年、警察官として歩み始めた安生清二は、やがて谷中の天王寺駐在所に
配属される。人情味溢れる駐在だった。だが五重の塔が火災に遭った夜、
謎の死を遂げる。その長男・安城民雄も父の跡を追うように警察学校へ。
だが卒業後、その血を見込まれ、過酷な任務を与えられる。
大学生として新左翼運動に潜り込め・・・というのだ。
三代の警官の魂を描く、空前絶後の大河ミステリ。
「そして、警官は奔る/日明恩」
隣の家ら、いないはずの女の子の声が聞こえる・・・。警視庁・蒲田署に異動と
なった武本が関わった幼女の監禁事件。やがて見えてきた不法滞在外国人
幼児の人身売買と虐待。法では裁ききれない現実に、武本はどう答えをだすのか?
そして、警察を退職したかつての相棒・潮崎は・・・。
「雪虫/堂場瞬一」
祖父、父を継いで新潟県警捜査一課の刑事となった鳴沢了は、晩秋の湯沢で
殺された老女が、かつての宗教集団の教祖で、五十年前に殺人事件に関わった
ことを突き止めた。了は二つの事件の関連を確信するが、捜査本部長の父は
なぜか了を事件から遠ざけたのだった。正義は、そして歳月は、真実を覆い隠すのか?
新警察小説。
「十津川警部捜査行~愛と幻影の谷川特急/西村京太郎」
小説雑誌の編集部に、人気作家からの原稿がファックスで送られてきた。
しかし、奇妙なことに、作家はそんな小説は書いていないという。
そしてその数日後、作家は死体となって発見された。
さらに小説の内容と酷似した事件が実際に起きていたことが判明した。
事件の背後に隠された複雑な人間模様・・・。
十津川警部の推理が、そのもつれた糸を解きほぐしていく。
教育委員会図書は、村民どなたでも借りることができます。
役場1階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで、
365日役場開庁時間であればいつでも借りられます。
この機会に一度足を運んでください。
投稿者:教育委員会