むらのできごと
2016.04.06
今月のオススメ図書(2016年4月)
2016年4月は「花」がタイトルに入った小説特集です!
日に日に暖かくなり、道端やフキノトウやクロッカスが顔をのぞかせる季節となりました。
・・・ということで題名に「花」の入った小説を集めてみました。
これを読みながら、桜の咲くのを心待ちにしましょう!
「光媒の花」 道尾秀介 著
認知症の母とクラス男の遠い夏の秘密。幼い兄妹が小さな手で犯した罪。
悲しみに満ちた風景を暖かな光が包み込んでいく。儚く美しい全6章の連作群像劇。
第23回山本周五郎賞受賞作。
「火花」 又吉直樹 著
もはや説明が必要ない程有名な芸人又吉直樹のデビュー小説。
累計発行部数は240万部を越え大ベストセラーとなった。
第153回芥川賞受賞作。本屋大賞2016にもノミネートされている。
「土漠の花」 月村了衛 著
ソマリア国境付近で墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊。
命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった・・・。
日本の眼前に迫りくる危機を描く。
「中陰の花」 玄侑宗久 著
「人は死んだらどうなんの?」「知らん、死んだことない」
中陰とは、この世とあの世の中間。現役僧侶が生と死の間を見つめて・・・。
第125回芥川賞を受賞した「中陰の花」ほか1編を収録。
「狼花~新宿鮫Ⅸ」 大沢在昌 著
大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取り調べにあたった鮫島は、
麻薬ルートの捜査に乗り出し泥棒市場の存在を突き止める。
泥棒市場の存在を巡って、様々な思惑が渦巻く長編刑事小説。
「花と流れ星」 道尾秀介 著
死んだ妻に会うために霊現象探求所を構えている真備。
彼のもとには傷ついた心を持った人たちが訪れる。
彼らには誰にも打ち明けられない秘密があった。
人生の光と影を集めた心騒ぐ5編。
「夢幻花」 東野圭吾 著
禁断の花をめぐり、宿命を背負った者たちの人間ドラマが交錯する
「東野ミステリの真骨頂」。
「こんなに時間をかけ考えた作品は他にない-」by東野圭吾
第26回柴田錬三郎賞受賞作。
「花の鎖」 湊かなえ 著
花の記憶が3人の女性をつないだ時、見えてくる衝撃の事実。
そして彼女たちの人生に影を落とす謎の男「K」の正体とは。
驚きのラストが胸を打つ感動の傑作ミステリ。
教育委員会図書は、村民どなたでも借りることができます。
役場1階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで
365日役場開庁時間であればいつでも借りられます。
この機会に一度足を運んでみてください。
投稿者:教育委員会