むらのできごと
2015.02.06
今月のオススメ図書(2015年2月)
イヤミス(読んだらイヤな気持ちになるミステリー)の女王と称される湊かなえさん。
デビュー作である「告白」が2009年の本屋大賞を受賞、
その後も数々のヒット作を生み出し、2013年に「花の鎖」「夜行観覧車」がドラマ化、
2014年には「白ゆき姫殺人事件」が映画化、
「Nのために」が連続ドラマで放送されました。
今月は、湊かなえさんのイヤミスな作品から、そうでない作品まで、
メディア化作品を中心にご紹介します。
「告白/湊かなえ」
愛美は事故で死んだのではありません。
このクラスの生徒に殺されたのです。
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。
2009年本屋大賞受賞作品。
「物語の終わり/湊かなえ」
悩みを抱えたまま北海道を旅する人々が手渡されたのはひとつの紙の束。
それは「空の彼方」という結末の書かれていない物語だった。
はたして本当の結末とは・・・。湊かなえの新境地!
「花の鎖/湊かなえ」
元英語講師の梨花、結婚後、子供ができずに悩む美雪、絵画講師の紗月。
3人の女性の人生に影を落とす謎の男「K」。感動のミステリー。
2013年ドラマ化作品。
「豆の上で眠る/湊かなえ」
行方不明になった姉。真偽の境界線から逃れられない妹――。
戻ってきてくれて、とてもうれしい。だけど――ねえ、お姉ちゃん。
あなたは本当に、本物の、万佑子ちゃんですか?
あなたの「価値観」を激しく揺さぶる、究極の謎(ミステリー)。
「夜行観覧者/湊かなえ」
高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。
遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。
その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。
2013年ドラマ化作品。
「贖罪/湊かなえ」
穏やかな田舎町で起きた惨たらしい美少女殺人事件。
犯人と目される男の顔をどうしても思い出せない四人の少女たちに投げつけられた
激情の言葉が、彼女たちの運命を大きく狂わせることになる――
これで、私の罪は、償えたのでしょうか?
「白ゆき姫殺人事件/湊かなえ」
美女OLが惨殺された不可解な事件を巡り、一人の女に疑惑の目が集まった。
疑惑の女性の周囲をとりまく「噂話」の嵐。噂が噂を増幅する。
果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも──。
2014年映画化作品。
「Nのために/湊かなえ」
みんな一番大切な人のことだけを考えた。
一番大切な人が一番傷つかない方法を考えた。
タワーマンションで起きた悲劇的な殺人事件の真相を、
モノローグ形式で抒情的に解き明かす、著者渾身の連作長編。
2014年ドラマ化作品。
「往復書簡」
過去の「事件」の真相が、手紙のやりとりで明かされる。
感動と驚きに満ちた、書簡形式の連作ミステリー。
2012年、吉永小百合主演映画「北のカナリアたち」原案作品収録。
教育委員会図書は、村民どなたでも借りることができます。
役場1階ロビーにて、毎日午前8時30分~午後5時15分まで
365日役場開庁時間であればいつでも借りられます。
この機会に一度足を運んでみてください。
投稿者:教育委員会