むらのできごと

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2025.09.08

中学生村内視察研修(中2ふるさと学習)を行いました

 去る8月27日(水)、教育委員会が主催で毎年行っている中学生の村内視察研修を行いました。中学2年生と今年村に着任した小中学校の先生方を対象として、ふるさと赤井川の歴史と今をより深く理解してもらうために、丸一日かけて貸切バスで村内を巡りました。 
 あいにくの雨模様で、バスの車窓からの見学が多くなってしまいましたが、午前中は①「旧赤井川村戸長役場跡」、②「農地改革十周年記念碑」、③「赤井川消防支署」,④「赤井川村郷土資料館」、⑤「旧後志沢教育所跡及び赤井川農業合資会社跡」、⑥「旧明治鉱山跡」、⑦「雷音(ライオン)の滝」、⑧「旧轟尋常小学校跡および轟鉱山跡」、⑨「馬車鉄道の銅像」、⑩「旧五十万坪駅逓所跡」を見学しました。教育長のとてもわかりやすい解説に、村の歴史への理解を深めることができました。消防署では最新の高規格救急車や災害対策用ドローン実演、そして実際の火災救助訓練の様子などを見学させていただきました。私たちの暮らしを守る隊員の方々への感謝の気持ちを新たにしました。

 道の駅での昼食の後、午後からは、⑪「旧常盤小学校跡」、⑫「山村活性化支援センター『村ノ燈』」、⑬「落合ダム」、⑭「北海道新幹線都地区架橋工事現場」、⑮「赤井川村廃棄物最終処分場」と、見学を進めました。「村ノ燈」ではコワーキングスペースという活用法について理解を深めたり、「落合ダム」では堤体内の点検路で長く急な階段と「寒い!」と思わず口に出るほどの冷気を体験したり、「新幹線架橋工事現場」では実際に列車が走る路盤に登って1kmを12秒で走り抜ける新幹線に期待を高めたりと、充実した研修活動ができました。
 参加してくれた中学生は、どの見学場所でもとても興味深そうに話を聞いてくれたり、担当者の説明に対して積極的に質問を出してくれたりと、意欲的に活動に臨んでくれました。

 今回の視察研修の実施に当たっては、たくさんの方々にご協力をいただきました。ご協力いただいた全ての皆様に、この場をお借りして心からお礼申し上げます。
 中学生の皆さん、今回の視察研修の成果を、今後の学習活動に何かの形で生かしてもらえたらとても嬉しいです。期待しています。丸一日の研修活動、お疲れさまでした。

(赤井川村教育委員会)

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